『編集思考』

佐々木紀彦著、NewsPicksパブリッシング、6月11日から読み始めて今日読了しました。

私が典型ですが、編集者とはとくに何の専門性もない人間です。あらゆる分野に好奇心を抱く、多動な存在。要は、単なる〝つなぎ屋〟です。編集者は、あらゆる分野に首を突っ込みますが、素人だからこそ、いろんな人や事業をフラットに見ることができます。

では、その「いいところ」を見つけるスキルはどう高めていけばいいのでしょうか。私は「好き嫌いの軸をしっかり持つこと」、「好きになったら、とことんのめり込むこと」から始めてほしいと思っています。

ここまで編集思考をどう身につけるか、どう活かすかについて語ってきました。しかし、そもそも、「編集したい」というモチベーションの源となるのは何なのでしょうか?
それは、個人の「熱い思い」です。好きだという愛です。よくわからないけど、ワクワクする。ビビッと来る。好きという熱情があってこそ、人やモノやコトのいいところが見えてきて、どことどうつなげるかという直感が生まれてきます。だからこそ、編集思考を存分に発揮するためにも、とことん自分の好きなことにこだわってください。

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