アダム・スミス著、高哲男訳、講談社学術文庫、2020年9月24日に読み始めて今日読了しました。
工夫の行き届いた建物は、数世紀持ちこたえることができるだろう。美しいメロディーは、一種の伝承として、多くの世代をまたいで受け継がれるだろう。秀逸な詩は、この世が続くかぎり生き延びよう。
世間で気持ち良く生きていくためには、自分の品格と地位を守ることがいつでも不可欠であるように、自分の命や財産を守ることも、同様に不可欠なのである。
そのほか、附論の「言語の最初の形成、および本源的ならびに複合的な言語のさまざまな特質に関する考察」も興味深かったです。
コメント