外山滋比古著、ちくま文庫、10月13日から読み始めて今日読了しました。
最近ツイッターでフォローした方が勧めていたので、読んでみました。あとがきに下記のように記されているのですが、そういう本でした。
考えるのは面倒なことと思っている人が多いが、見方によってはこれほど、ぜいたくな楽しみはないのかもしれない。何かのために考える実利実用の思考のほかに、ただ考えることがおもしろくて考える純粋思考のあることを発見してよい時期になっているのではあるまいか。
ものを考えるとはどういうことか、を考えようとする人にとって、他山の小石くらいに見ていただくことができれば幸いである。いくらかでもよい刺激となることがあれば望外のしあわせと言うほかはない。
コメント